剪定とは、樹木の枝を切り形を整えることです。
樹木の美しさと健康を保つためには、定期的に剪定を行う必要があります。
しかし、具体的な必要性や剪定時期はあまり知らないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、剪定の必要性や季節ごとの剪定をご説明します。
季節ごとの剪定
○春
春先の暖かい時期に剪定を行います。
新芽が出る前か、ある程度出揃った頃に行います。
適切なタイミングで剪定することで、次の季節も美しい花を咲かせてくれます。
○夏
枝葉が非常に伸びやすい季節です。
日当たりの改善と、夏までに活発になる害虫の予防のために剪定を行います。
また、バランスの良くない枝はこの時期に落としておくと台風対策にもなります。
○秋
樹木の成長が低下したり休眠に入る時期で、樹木の状態も繊細になります。
秋の剪定の遅れは致命的になるので、注意が必要です。
○冬
植物の休眠時期に春に備えて剪定を行います。
樹形を整えることを目的に大きく剪定します。
落葉樹や耐寒性のある常緑針葉樹は、基本的に冬剪定です。